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2014.08.20

不動産登記【住居表示の変更証明書】

ときどき、引っ越ししていないのに、「役所の都合で住所が変わってました」
ということがあります(住居表示の実施といいます。)。

不動産登記簿には、所有者の「住所」と「氏名」が記載されているのですが、
この役所の勝手な住所表示の変更によって、「住所」が変わってしまった場合でも、
登記簿上の住所の表記を現在の住所にするためには、
自分で変更の登記申請をする必要があります。
(登記にかかる登録免許税は非課税です。)

通常、住所変更の登記を申請する場合には、
住所に変更があった旨の証明書を添付しなければなりません。

この証明書は、変更の理由が引っ越しである場合には、
前住所からの沿革のわかる住民票を添付することになるのですが、
住居表示の場合には、住居表示があったことの証明書を添付しなければなりません。

この住居表示があったことの証明書は、
市役所の市民課で無料で発行してもらえます。
とくに申請書のひな形はありませんが(窓口まで行けば置いてあるようです。)、
私は次のような申請書を作って、役所に提出しています。



○○市役所 市民課 御中

下記の通り、住居表示があったことの証明書を1通交付願います。
   記
①該当者の氏名
②旧住所
③新住所
④提出先
        以上

大阪市北区西天満5丁目14番7号和光ビル8階
みさき司法書士事務所
司法書士 三輪 紗季子 ㊞



郵送の場合は返信用封筒を1通同封しておけば、返信してくれます。
代理人が申請する場合でも委任状等は必要なく、誰でも取得することができます。

詳しくは各市役所等の窓口に問い合わせれば、
親切に教えてもらえますよ。

 <みさき司法書士事務所>

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