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2014.07.05
相続【公正証書遺言の必要書類について】
公正証書遺言の必要書類について、大変勉強になった事項があります
公正証書で遺言を作る際の必要書類は原則として次の通りです。
■遺言者のご実印&印鑑証明書
■遺言者の戸籍
■受贈者が相続人である場合には相続関係のわかる戸籍一式
(関係が親子であれば、子の戸籍謄本だけで足ります。)
■受贈者が相続人以外の者である場合にはその人の住民票
□不動産がある場合は、固定資産評価証明書(又は納税通知書)
□その他、財産(通帳など)の残高がざっくりでよいのでわかるメモ
上記のうち□は、公正証書作成費用の算定の際の参考とするためです。
ところが、今回、いろいろあって(いろいろの内容は守秘義務で言えませんが…)
遺言者が実印と印鑑証明書を用意できないとのことでした。
この時点で遺言の作成は無理ですね、と諦めかけていたのですが、
公証人に直接確認しましたら、公証人の中での通達?のようなもので、
「遺言書作成に立ち会った証人2名が実印と印鑑証明書を提出して、
遺言者が本人に間違いない旨証明した場合には、本人の実印と印鑑証明書を省略できる。」
というのです。
ただし、その公証人自身もやったことがないとのことでした。
そんな例外があったなんて…驚き
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<みさき司法書士事務所>